仮想通貨レンディング

楽天ポイントで買ったイーサリアムで仮想通貨レンディングやってみた!利率が高い会社は? 楽天ウォレットからBlockFi(ブロックファイ)に送金し、レンデングを始める方法。

先日、楽天ポイントで仮想通貨『イーサリアム♦︎』を買ってみました。
(前回の「楽天ポイントでイーサリアムを買ってみた」の記事はコチラ

ポイントで投資できるって最高だな、、
と思いつつ、今回はそれだけでは終わらずにさらにそれをレンディングサービスに預けてさらにイーサリアムを増やしたいと思います。


「仮想通貨レンディング」とは

知らない人のためにレンディングについて少し触れると、「レンディング」とはビットコインやイーサリアム等の仮想通貨を預けいれておくだけで利息をもらえるサービスで、日本語では「貸仮想通貨」と呼ばれています。

国内の主要取引所では、コインチェックGMOコインなども「貸仮想通貨(貸暗号資産)」のサービスを行っています。(参考記事: 「コインチェックで貸仮想通貨をやってみた。」

一方、海外のレンディングサービス大手はnexo(ネクソ)BlockFi(ブロックファイ)といった会社が有名です。

✅ 海外レンディングサービスの特徴
海外のレンディング会社の特徴は、レンディングをメイン業務としてやっているため全体的に利率が高めで、いつでも解約可という点です。セキュリティーや資産に対する保険に力をいれているという特徴があることから人気のレンディング先となっています。デメリットは、海外の会社のためどうしても日本人にとってはリスクが高いイメージがあり、また情報が得にくいという点があります。

国内取引所のレンディングサービス(貸仮想通貨)の特徴
国内取引所が提供するレンディングサービスは、預け入れの期間によって年率が変わるところが多いです。また、預入期間内は仮想通貨の引き出しができなくなってしまう(資金ロックされる)という点がデメリットです(銀行の定期預金のイメージ)。仮想通貨を売るつもりがなく長期で預けっぱなしができる人にとっては大きな問題ではないですね。
そして、何より日本の会社という圧倒的安心感があるのは大きいですよね。


イーサリアムの利息は?各社の「年率」を比較

主要4社のイーサリアムを預けた場合の最新の年率を比較してみると、以下の通りでした。(2020年7月時点)

イーサリアムの年率解約可否
コインチェック5%1年間引出し不可
GMOコイン3%コース
1%コース
3ヶ月間引出し不可
1ヶ月間引出し不可
nexo4%
(10%NEXOトークンなし)
5%
(10%NEXOトークン保有)
いつでも解約可
(利息は日払い)
BlockFi4.5%いつでも解約可
(利息は月払い)
♦︎イーサリアムの年率の比較 (1年間)♦︎(2020年7月時点)

イーサリアムの年率で上記4社を比較すると、1年間の利率(利息)が一番高いのはコインチェックの「5%」でした!
ただし、これはコインチェックの1年間の貸し出しコースの場合の最大利率であり、預け入れ期間が短いくなると年率が下がります。つまり預け入れ中にイーサリアムを売りたくなっても引き出すことができないといったデメリットもあります。また、コインチェックの貸仮想通貨は、募集のタイミングが限られていて、いつでも貸仮想通貨が開始できるわけではない、という点は注意点です。(※現時点ではコインチェックのイーサリアムの貸仮想通貨は募集していませんでした..。)

海外レンディングサービスのnexoBlockFiを比較すると、通常年利ではBlockFiの方が0.5%高いことがわかりました。(※もしnexoトークンを一定以上持っている場合はnexoの年率の方が高くなります。)

ということで、今回は「すぐにレンディングを開始できて、いつでも引き出し可」という点を重視し、BlockFiに預けてみることにします!
(BlockFiの始め方の記事はコチラ。)


楽天ウォレットからBlockFi(ブロックファイ)に送金する方法

BlockFiのアカウントページでの操作

では早速、「楽天ウォレットにあるイーサリアムをBlockFiに送付する」ための手順をシェアします
※楽天ウォレットは楽天ウォレットのスマホアプリを使い、BlockFiはPC上で行っていきます。

① まず、BlockFiのアカウントページに入り、「+Deposit(預け入れ)」をクリックします。

次に、BlockFiに預け入れするコインを選びます。今回はイーサリアムを預け入れるので、「ETH(イーサリアム)」をクリックします。

③ 「 Ether Deposit(イーサリアムを預け入れ)」の画面に変わり、以下のようにイーサリアムの入金用のアドレスが表示されます。

今回はこの入金用アドレスを宛先としてイーサリアム送付することになります(このあと使います)。
入金用アドレスの取得する方法は、表示されているQRコードをスキャンするか、もしくはその下のアドレスをコピーするかの2通りの方法があります。


楽天ウォレットアプリでの操作

① BlockFiの入金用アドレスを表示できたら、今度は楽天ウォレットのスマホアプリでの操作に移ります。
楽天ウォレットアプリにログインし、「資産状況」から、「イーサリアム」をタッチします。

② 「イーサリアム残高」が表示されたら、右上の「紙飛行機のマーク(出金マーク)」をタッチします。

③ 以下のように出庫(出金)の画面になり、イーサリアムアドレスを入力する画面に変わります。

ここでは、入力枠内にイーサリアムアドレスを直接貼り付けるやり方と、QRコードをスキャンする方法があります。
今回はQRコードで読み取る方法を使うので、画面右上の「QRコード読み取りマーク」をタッチします。

④ QRコード読み取りマークをタッチすると、すぐにスマホのスキャン画面が起動します。
ここで先ほどPC画面で表示したBlockFiのイーサリアム用入力アドレスの出番です。

以下のように、スマホのカメラでイーサリアムアドレスのQRコードを読み取ります。

⑤すぐにQRコードが読み込まれ、以下のようにイーサリアムの入金アドレスが表示されるので、「次へ」をタッチします。

⑥ 次に、以下のような「出庫(送金)」の内容入力画面になります。

「出庫数量」には送金したい金額を入力します。今回は先日楽天ポイントで購入した分のイーサリアムを全て送金してみます。
(※イーサリアムの出金には手数料として0.01イーサリアムがかかるので、「出金可能数量」から0.01を差し引く必要があるので注意してください。)

「出庫地域」は送金先の国という意味ですが、今回はアメリカの会社であるBlockFiへの送金なので、「日本国外」を選択します。

「日本国外に出庫する理由」のところには出金理由を簡単に入力すれば良いですが、今回は「レンディングアカウントへ出庫」と入力しました。

全て入力したら、「次へ」をタッチします。

⑦ 次に、出庫内容の確認画面が表示されます。内容に問題がなかったら、「次へ」をタッチします。

⑧ 最後に二段階認証が求められるので、二段階認証のワンタイムコードを入力します。

ここまで行うと、以下のような画面が表示されBlockFiへの出庫(送金)は完了です!


BlockFiへのイーサリアム送金にかかった時間は?

さて、楽天ウォレットから送金したイーサリアムはしっかりBlockFiに届くのか・・。楽天ウォレットから出庫(送金)手続き完了後、すぐにBlockFiのアカウントを見てみると、以下のようにすでに「Transaction(履歴)」の画面にイーサリアムの入金が追加されていました。

ステータスの欄には「pending(送金中)」と出ているので、まだ着金はしていないようです。

しばらく時間がかかるのかな、、
と思いきや、以下のようにすぐにDeposit(入金)に変わりました。

BlockFiへの着金時刻を確認すると、楽天ウォレットの出庫から3分後に着金という結果になりました。
・・速い!!


思ったよりも早く送金することができました。
あとはこのまま放置するだけで、年率4 .5%の利息が入ってくることになります(Blockfiの利息は月払い)。


まとめ(感想)

今回は楽天ポイントで買ったイーサリアムをさらに海外のレンディングサービスで増やすことにチャレンジしてみました。

前回、楽天ポイントでイーサリアムを購入したときの記事の中でも言いましたが、「ポイントでの仮想通貨投資」はなかなかお得感があって、楽しいですね。

「暗号資産(仮想通貨)」というと、値動きが激しいイメージもありなかなか買う気にならない、という人もいるかもしれませんが、ポイントでならもっと気軽に買えそうです。

せっかくポイントを集めても、「ポイントで安くなるという理由で、普段は買わない余計なものや高価なものを買ってしまって、結果的に出費が増えてしまった。。」なんていう経験は誰しもあるかもしれません。そのポイントでビットコインやイーサリアムなどに投資し、将来への資産形成に回せたら素晴らしいですよね。
もし仮想通貨が大暴落した時も、「ポイントで買ったものだからいいや」という気持ちで、気長に長期保有することができるかもしれません。

長期的に保有する覚悟がある人は、今回の記事のようにさらにそれをレンディングに回して長期に渡って利息も得るという選択肢もおすすめです。

新しい資産形成にチャレンジしたい人は、「ポイントで資産形成する時代」の第一歩を踏み出しても面白いかもしれません。


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