6月26日、仮想通貨レンディングサービス「nexo」にて、ビットコインとイーサリアムでのレンディングサービスが始まったニュースが話題になりました。
nexoはすでに他のコインでのレンディングは開始していましたが、ビットコインとイーサリアムはサービスの対象外となっていたため、待ちに待ったニュースです。
ということで、早速nexoでビットコインでのレンディングをやってみました。
仮想通貨国内取引所コインチェックからnexoにビットコインを送金し、レンディングを開始するまでの手順を解説したいと思います。
■nexoにビットコインを送金し、レンディングを開始する。
1. まずはnexoにログインし、以下のビットコインの欄の「トップアップ」をクリックします。ここにビットコイン用の入金アドレスが表示されます。
2. 表示されたビットコイン入金用のアドレスをコピーします。
※アドレスが間違いなくビットコイン用の入金アドレスかどうかしっかり確認しましょう。
3. 今回は、コインチェックのアカウントにあるビットコインをnexoに送金します。
コインチェックにログインし、「コイン送金」から、「ビットコインを送る」を選びます。
コインチェックからnexoへの送金が初めての場合は、送金先リストにnexoのアドレスを追加する必要があります。「送金先リストの編集」から、先ほどコピーしたnexoのビットコイン入金アドレスを追加します。
「新規ラベル」の名前は何でもいいですが、自分が後でわかりやすいラベル名を登録しましょう。今回は「nexo ビットコイン」と登録しました。
「新規宛先」のところに、先ほどコピーしたnexoのビットコインの入金用アドレスを貼り付け、「追加」を押します。(二段階認証を設定している場合は、ここで認証番号を求められます。)
これで送金用アドレスが登録できました。
もし今度またnexoにビットコインを送金したい時は、このアドレスを選択すれば良く、次回以降はアドレスの登録は不要になります。
4. 「宛先」に登録したアドレスを入れ、「金額」に送金したいビットコインの数量を入れます。
今回は、保有していた1ビットコインから手数料の0.001ビットコインを除いた0.999ビットコインをnexoに送ります。
最後に「送金する」のボタンを押せば送金完了です(二段階認証を設定している場合はここでも認証番号の入力を求められます)。
送金履歴には、以下のとおり「手続き中」と表示されます。あとはnexoにビットコインが着金するのを待ちます。
次の日、メールを確認するとnexoから「ビットコインを受領しました。」というお知らせメールが来ていました。
メールをよく見ると、「nexoのアカウントは、100百万ドル(日本円で100億円以上)の保険で守られています」とアピールしています。
よほどセキュリティに自信があるような書きぶりでね。
念のためビットコインの着金を確かめるため、nexoのアカウントで確認してみると、
おお、しっかりビットコインの残高が「BTC 0.999」となっています。
これで無事ビットコインがnexoアカウントに預け入れられました。
ちなみに上図の「クレジットライン」というところは、預け入れられたビットコインを担保に借りられるドルの額を意味します。
つまりもし現金を借りたい場合は、今回のビットコインを担保として預ければ4820.36ドルを借りられるということになります。
今回はnexoで現金を借りるのが目的ではなく、金利を得ることが目的なので「クレジットライン」の金額は関係ありません。
nexoへの出入金履歴は、以下のようにアカウントページの右上にある「トランザクション」をクリックすると、これまでのやりとりを見ることができます。
試しにトランザクションを確認してみると、今回のビットコインの入金についてもしっかりと記録されています。
ビットコインの着金日時は、「7月1日 3時09分 (日本時間:7月1日 10時09分)」となっています。コインチェッから送金したのが前日の「6月31日 18時47分」でしたので、今回は送金から着金まで約16時間かかったことになります。
nexoに着金すればあとは自動的にレンディングが開始されます。放置するだけてビットコインの利子が毎日支払われ、勝手に増えていくというわけです。
「レンディングは手続きが複雑でめんどくさいのでは?」と思っている人もいるかもしれませんが、簡単にレンディングを始められました。
仮想通貨を長期的にもつ予定の人であれば、ただ取引所に置いておくよりもレンディングサービスに預け入れて利子収入を得る方が得ですね。
ただし、レンディング会社の破綻リスクが完全にゼロというわけではないので、安全性やその他のリスク等についてはしっかりと理解の上利用することが大切だとは思います。
リスクを分散するために、複数のレンディング会社に資産を分けて利用することが良いかもしれません。
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