目次
「ビットコインは終わった」は本当か
ビットコインは一時的に上がったけど、結局2018年にバブルがはじけて皆大損したんだよ。仮想通貨はオワコンだから、堅実に貯金して株でも買ったほうがまだいいよ!
うわ・・ビットコインってやっぱり怖いんだ。。
こんな会話を耳にしたことはあるかもしれませんが・・
本記事では、この問いに数字で回答したいと思います。
ビットコインが上がる上がらないの議論はひとまず置いておいて、過去を振り返ってみましょう。
ビットコインは長期的には右肩上がりのトレンドを崩さず
はい、いきなり結論ですが、この問いに対する答え(?)は下のチャートです。
これはビットコインの年足チャートです。このチャートでは1つの棒(キャンドル)が1年間の値動きを意味します。
つまり20011年から2019年までまでの9年間のビットコインの長期の値動きを表しています。
普段、トレードをしている人ですらあまり目にすることのないかもしれませんが、この「年足チャート」を見てまだ「ビットコインは終わった」と言えるでしょうか。
仮想通貨がものすごく暴落して大騒ぎになった2018年ですら、このチャートで見れば大きな出来事ではないように見えます・・。
さらに別の表を見てみましょう。
他の投資商品と比べた時のビットコインのパフォーマンスの高さ
以下は、2019年から2020年(1月〜5月)の米国の主要投資商品の投資パフォーマンスを比較した表です。米国の有名投資家トーマス・リー氏がツイートしたことでも話題になりました。
上の表によれば、
2019年の1年間でビットコインは92.2%のリターンをあげていて(つまり価格がほぼ2倍になった)、さらに2020年(5月まで)には39%のリターンを記録しています。
ビットコインは直近の短期間においても、米国の主要株式指数やゴールド等の投資商品に比べて、飛び抜けて良い成績(投資パフォーマンス)を残していることがわかります。
ビットコインは値動きが激しく、いつも暴落しているイメージがある人も多いと思いますが、この投資パフォーマンスこそが数字で見た事実ということです。
結論:「ビットコインは終わった」とはまだ言えない
上の表が示す通り、ビットコインは長期的には価格を上げてきています。
未来のことはわかりません。今後もしかしたら、ビットコインは長期の暴落トレンドに入る可能性はもちろんあるでしょう。
ただし、少なくとも過去を振り返ると、まだ決してビットコインが長期下落トレンドに転じたとは言えない事実があります。
「ビットコインが終わった」とは数字が言わせてくれません。
これからビットコインの値段が上がるかどうかはさておき、
「ビットコインが終わりと結論づけられる理由はまだどこにもない」ことをビットコイン自身が力強く示しているということです。
仮想通貨バブルが崩壊したからといって、ビットコインから完全に目を背けるのはまだ早いかもしれません・・。
【関連記事】
ビットコインの長期投資はレンディングで利子をもらって一石二鳥?
》BlockFiとNexoはどちらがお得?ビットコインをレンディングしてみた。
》最高キュリティー?BlockFi(ブロックファイ )で仮想通貨レンディングを始める方法
最近のコメント