『金持ち父さん、貧乏父さん』の著者として有名なロバート・キヨサキ氏。
彼はビットコインの支持者として知られていますが、ここ最近さらに強くビットコインを買うことを勧めています。
キヨサキ氏がビットコインを信頼する理由
つい先日(7月9日)、キヨサキ氏は自身のツイッターでこんなことを呟きました。
このツイートの日本語訳は以下の通りです。
真のお金とは、信用、誠実さ、透明性に基づくものだ。
ロバート・キヨサキ
悲しいことに、連邦準備制度やウォール・ストリートのリーダーはこれらの価値観に欠けている。 お友達、先生、そしてドルを注意深く選びなさい。
私はG-S-BC(ゴールド、シルバー、ビットコイン)を信頼している。
常にスマートに。 あなたの価値を信頼してください。
キヨサキ氏は、アメリカの連邦準備制度(日本でいう中央銀行)は信用に欠けていて、ドルを信じることはできないと主張しています。
「ゴールド、シルバー、ビットコインこそ信用できる」と言っているのです。
ビットコイン否定派が聞くと耳を疑うような内容かもしれませんが、彼はここのところ一貫して法定通貨の価値に疑問を呈し、ゴールドとシルバーと同列にビットコインの価値を説いています。
もう少し彼の主張を遡ってみると、これまでに以下のようなツイートをしています。
ビットコインは非中央集権
以下は、キヨサキ氏の5月28日のツイートです。
ここでも彼は「ウォール・ストリートや中央銀行を信じていない」とし、フェイクマネーを擦りまくる連邦準備制度を批判しています。
それに対し、ゴールド、シルバー、ビットコインは、「outside their control (彼らのコントロールが効かない)」ので、さらに強くなると主張しています。
つまり、「ドル等の法定通貨は政府や中央銀行次第ではその信頼をなくすのに対し、ゴールド、シルバー、ビットコインは非中央集権だからますます価値が上がる」と言っているのです。
「保険」としてのビットコイン
さらに遡って、4月21日のキヨサキ氏のツイートです。
ここでは彼は「私は、ゴールド、シルバー、ビットコインを投資(Investment)だとは思っていない。むしろ発行されるフェイクマネーに対する「保険(Insurance)」だ。」と言っています。
キヨサキ氏にとっては、ビットコインを買う理由は投資目的ではなく、資産防衛のための「保険」と言っているのです。
彼はドルの価値の暴落、つまりインフレリスクを恐れており、インフレヘッジとしてのビットコインを「保険」と表現していることがわかります。
「ゴールドは神のお金で、ビットコインは人々のお金」
キヨサキ氏は4月1日のツイート中で、「フェイクマネーではなく、『神のお金(God’s money)であるゴールド』と『人々のお金(People’s money)であるビットコイン』を保有すべき」と言っています。
果たして、人類はキヨサキ氏が言うように、本当の意味での『人々のお金』を手にすることになるのでしょうか。
「投資は自己責任」なので、投資判断において他人の意見を鵜呑みにはできません。
しかし、70代となった金融のプロであるロバート・キヨサキ氏がここまで強く警鐘する話には耳を傾けておいても損はないかもしれません。
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