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■MONAコインの特徴
仮想通貨には、ビットコインを始めたくさんの種類があります。
その中で、ひときわ可愛らしさを放つアイコンのコインがあります。
それが『モナコイン(MONAコイン)』です。
「モナコイン」は、インターネット掲示板「2ちゃんねる」で有名となったアスキーアート「モナー」をモチーフに、2013年12月に誕生した初の国産の仮想通貨(暗号資産)です。
パッと見ると、「ふざけたコイン?」と思うかもしれませんが、このモナコイン は取引データの承認を高めるため技術「Segwit」を世界で初めて導入するなど技術的にも優れたコインで、金融庁のホワイトリストにも入っているちゃんとしたコインです。(金融庁の登録を受けた国内取引所で取り扱っている仮想通貨)
技術的にはもちろん、その可愛さからも女性や子供にも親しみやすいコインです。何より日本初の仮想通貨として応援したいユーザーが多く、MONAコミュニティの力も大きいと言われています。
今回は、そんなモナコインを持ってみたいという人向けに安くモナコインを買う方法を解説します。
■MONAコインの入手方法
モナコインの最も一般的な入手方法は、現物取引を扱っている仮想通貨交換業所でモナコインを購入する方法です。
モナコインを取り扱っているところは多くあり、Bitbank、BitFlyer、Coincheck、FISCO、ZAIFといった主要な国内取引所で取り扱いがあります。
どこで入手しても良いですが、注意点は「販売所」か「取引所」かで、価格に大きな違いが生じるということです。
取引所の場合、一定の取引手数料がかかりますが、「取引」なので、自分が取引価格を決めることができます。一方販売所の場合は、「販売」なので、販売所が設定した販売価格で買うことになります。そのため価格スプレッド(実質的には販売所への手数料)が広く設定されている場合が多いです。
実際に価格を比較してみると良いと思いますが、一般的には販売所での購入は、取引所に比べ割高になることが多いので、モナコインを安く買いたい人はできるだけ「取引所」で購入することおすすめします。
今回はモナコイン の「板取引」ができるZAIF取引所でモナコイン を買う手順を実践・解説します。
■MONAコインをZAIF取引所で買う方法
まず、ZAIF取引所にログインし、「主要通貨」の中から「MONA」を選択します。
日本円で買う場合は「JPY」を選択し、ビットコインで買う場合は「BTC」を選びます。
今回は日本円で買う場合を想定し、「JPY」を選んでみます。
「MONA/JPY」を選ぶと、下の写真のようにモナコイン の取引画面に変わります。
まず、簡単に画面の見方を説明すると、左のチャート画面はこれまでのモナの価格推移を表し、現在の価格(直近の取引価格)は186.1円となっています。
写真真ん中の「売り気配一覧」、「買い気配一覧」と出ている一覧は、いわゆる板取引(いたとりひき)の板です。簡単に言えば、ここには売りたい人が出している注文(価格と数量)と買いたい人が出している注文(価格と数量)が出ています。
当然、売りたい人は現在の価格よりも高く売りたいので、現在価格(186.9年)よりも高い値段に注文が並んでいます。反対に買いたい人は安い価格に注文を並べています。
たとえば「187.0」の欄には「2524」とでていますが、これは「187円でなら、2524モナを売るよ」という意味です。
1. 「成行」で買う場合
(すぐに確実に買いたいという人用)
実際の注文画面を見てみましょう。
注文方法には「指値(さしね)」と「成行(なりゆき)」がありますが、まずは「成行」で買う場合を見てみます。
①モナコイン の買い注文は画面右側の「Monaを買う」から行います。
②注文方法「成行(なりゆき)」を選択します。
③「買いたい量」には買いたいモナコイン の量をいれます。今回は100モナを購入するので、「100」と入れます。
④「買い注文」を押す。
「約定代金(今回の購入価格の総額)」には、187円×100で=18700円と出ています。
これでモナコイン の購入が完了です。
◆「成行」の特徴、メリットとデメリット。
「成行」の意味は、その名前の通りでそのままの価格で購入する、という意味です。つまり、売りに出ている注文のうち一番安い価格ですぐに購入することになります。
以下の例で見れば、現時点で一番安いのは「187円」で2524MONAが売りに出ているので、価格187円で100MONAをすぐに購入することができました。
✅「成行」のメリットは、すぐに確実に買えることです。直近の安値で買っていうので、買いそびれることがなく、確実にモナコイン を入手することできます。例えば、価格がものすごい勢いで価格が上がっていっている場合でもタイミングを逃さずにリアルタイムに買うことができます。
✅「成行」のデメリットは、結果的に高値を掴んでしまう場合あるということです。つまり、将来的に価格が下がっていった場合は、「もっと安い価格で買えたのに」と後になって後悔する可能性もあるということです。
2. 「指値」で買う場合
(価格がもっと落ちると予想している人用)
続いて「指値」で買う場合です。
①今度は注文方法に「指値(さしね)」を選択します。
②「1MONAの価格(JPY)」に、買いたい価格を入れます。
今回は、186円で買いたい場合を想定し、「186円」と入れます。
③「買いたい量」には買いたいモナコイン の量をいれます。今回は100モナを購入するので、「100」と入れます。
④「買い注文」を押す。
「約定代金(今回の購入価格の総額)」には、186円×100で=18600円と出ています。
これでモナコイン の買い注文が完了です。
この時、「板取引」の板画面を見てみると、以下のように、「186円」のところに今回の100MONAの注文が追加されているのがわかります。(すでに誰かが2MONA注文中だったので、全部で102MONAの買い注文となっています。)
◆「指値」の特徴、メリットとデメリット。
「指値」の意味は、値段を指す(指定する)という意味です。つまり、こちらから買う価格を指定することになります。
✅「指値」のメリットは、現在の価格に関わらずに今後もし価格が下がった時にその値段で確実に買えるという点です。高値を掴んでしまうリスクをできるだけ回避し、自分の想定した価格まで待つことができるということです。
✅「指値」のデメリットは、すぐには買えず確実に買えるかどうかはわからないという点です。例えば、自分は価格がもっと下がると思っていても、結果的に価格が上がり続けていった場合は、自分の注文が通ることなく入手しそびれてしまう可能性があるということです。
■まとめ
✔︎ モナコイン は「販売所」ではなく、板取引ができる「取引所」で買った方が一般的に安く購入できる。
✔︎モナコイン の価格がもっと落ちると予想している場合や、安い価格を指定して買いたい場合は「指値」で購入。
✔︎価格が落ちそうもないときや、確実にすぐに入手したいときは「成行」で購入でも良い。
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