イーサリアムのコントラクトアドレスへの送金ができない場合、”MyEtherWallet(マイイーサウォレット)”を経由すると送金が可能に。
仮想通貨取引所からイーサリアムを出金する際、「コントラクトアドレス」を宛先にすることができない場合があります。
例えば、ZAIFやコインチェックといった主要取引所からイーサリアムを直接Blockfi(ブロックファイ)やnexo(ネクソ)といったレンディングアカウント等に送金する場合、宛先がコントラクトアドレスと見なされるため、送金ができません。
ZAIFの例を見ると、以下のようなメッセージが表示され、コントラクトアドレスに送金しようとするとエラー表示となり送金が取り消されてしまいます。
コントラクトアドレスへの送金ができないと困りますよね・・。
このような場合の解決法は、一度別のウォレットを経由してからコントラクトアドレスに送金することです。
もしウォレットを持っていないという人は、PC上で操作可能なデスクトップウォレット”MyEtherWallet(マイイーサウォレット)”を利用するのが便利です。(マイイーサウォレットの作り方・使い方の解説記事はコチラ。)
一度マイイーサウォレットを作ってしまえば、入金と送金は通常のやり方と同じなので、簡単に使いこなせるツールです。
■【参考】マイイーサウォレットからイーサリアムを仮想通貨レンディングービスnexo(ネクソ)に送金してみた。
ここからは、コントラクトアカウントへの送金の実例として、マイイーサウォレットからイーサリアムをレンディングサービスnexoに送金する場合の手順をシェアします。
1. マイイーサウォレットへイーサリアムを入金する
マイイーサウォレットにログインすると、左側に「Address」が表示されています。これがマイイーサウォレットの入金アドレスです。
他の取引所などからマイイーサウォレットにイーサリアムを送金する場合は、このアドレスを宛先とし、通常の送金と同じように送金します。
2. マイイーサウォレットからnexoにイーサリアムを送金する。
nexoにログインし、イーサリアム用の入金アドレスを開きます。
Ether(イーサリアム)の欄の「トップアップ」をクリックすると、入金アドレスが表示されます。
表示されたアドレスをコピーします。
アドレスのすぐ右側の複製マークをクリックするとアドレスがコピーされます。
マイイーサウォレットにログインし、「Send Transaction」をクリックします。
送金内容を入力し、イーサリアムの送金手続きを行います。
送金の確認手続きをすると、送信完了です!
(マイイーサウォレットの使い方が不明な場合はコチラ。)
送金してから、待つこと1-2時間で、無事nexoにイーサリアムが入金されていました。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)は、PC上で操作できるウォレットなので、一度覚えれば使い方も簡単です。
「ウォレットが欲しいけれどハードウォレットを持ちたくない」という人にとってもとても使い勝手の良いウォレットなので、一度作成しておくと良いかもしれません。
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